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外国為替とは
- ●外国為替とは?
- 世界には、様々な国があり、米ドル、英ポンド、ユーロなど、各々の国で流通する固有の通貨があります。外国為替とは、円とドル、円とポンド、ドルとユーロなど、これら異なる通貨同士を交換することを指します。
- ●為替レートとは?
- 異なる通貨を交換するために、各々の通貨の価値に応じて、交換比率を決めなければなりません。これが、為替レートと呼ばれるものです。第二次大戦後は、1米ドル=360円で、交換比率が固定された状態が長年続いておりました。しかし、各国の通貨は、その国力により価値が上下します。戦後の奇跡的復興により、日本の国力がアメリカを急速に追い上げたため、円の実力は、上記の固定レートでは著しく過小評価された状態となり、両国の経済交流にさまざまな不都合が生じるに至りました。
そこで1971年、ニクソン大統領の政策により、為替レートは固定相場制から変動相場制へと移行しました。つまり、為替レートはいくらが妥当か?という問題を、国が頭ごなしに決めつけるのではなく、民間企業や、市場参加者の金融機関、投資家などの自由取引に任せる大きな政策転換です。この変動相場制は現在に至るまで続いており、1米ドル=XX円という交換比率が日々刻々と変化するのは、このためなのです。 - ●外国為替の特徴
- 外国為替レートが日々変動することを利用し、それに投資して利益を得ようとする投資家も多数います。外国為替への投資の場合、株式や他の投資商品と比較して、以下のような特徴があると言われています。
- 相場が24時間動いている
株式などの場合は、特定の市場でのみ取引されているため、その市場の取引時間以外は、基本的に価格が変動していません(例えば東京株式市場であれば、日本時間の9時-11時、12時30分-15時の間のみ)。それに対して、外国為替は、世界各国の市場のどこかしらで常に取引されているため、為替レートは24時間変動します。その気になれば24時間ずっと取引を続けることも可能です。 - 業者との相対取引であり、一物一価とは限らない
外国為替取引とは、基本的に、セブンインベスターズや銀行などの業者と、お客様との2者間で契約をすること(「相対取引:あいたいとりひき」といいます)であり(ただし、くりっく365などの取引所取引は例外)、価格は、その業者の独自価格ですから、同時間に他の業者が提示している価格と、必ずしも一致しているわけではありません。これは、同じ野菜でもスーパーによって微妙に値段が違ったりするのと似たようなものです。 - マクロ経済要因や政治要因など、国に関する材料の影響を受けやすい
通貨というものは、基本的にその国の政府が発行し、その国の国力を反映すると言われています。 従って、為替レートは、両国におけるマクロ経済指標、経済政策、景気動向、政治変動、政治家などの要人の発言、テロ、大規模な天災などに、比較的敏感に反応する傾向にあります。 - インサイダー情報などによる相場操縦が行われにくい
為替取引は、世界中の様々な市場参加者が、休みなく取引を行っている市場です。株式などは、当企業の内部者など一部にしか知り得ないミクロのインサイダー情報などで、株価が大きく変動することがあるため、その結果内部者が不正に利益を得ることが可能です。一方、為替の場合は、国家レベルでのマクロ情報に左右され、かつ取引時間も規模も、少数の投資家により制御・操縦できるものではありません。この意味において、為替相場は他の金融商品よりも、ある種の「公正さ」を持っているといえます。 - 株式に比べ、大きな変動が起こりにくい
為替取引は、2国間の通貨の交換比率です。比率である以上、現状よりも、大きく価格が変動する事態は、起こりにくい構造となっています。株式の場合、ちょっとしたニュースで価格が2倍、5倍、10倍・・・、或いは、10分の1、100分の1・・・になることは珍しくありませんが、外国為替の場合は、例えば現在1米ドル=120円だとして、円が2倍の価値になった場合、1米ドル=60円になります。たった2倍になっただけでも、未曾有の超円高として、社会は大混乱になるでしょう。裏を返せば、為替相場はその他の金融商品である株式などと比較して、価格変動リスクは相対的に小さいです。また、株式の場合、その企業が倒産すれば、価値は、ゼロになり得ますが、外国為替の場合、通貨である以上、ゼロになることはありません(通貨価値がゼロになるとは、その国家が消滅するような事態を意味しますので)。
- 相場が24時間動いている