会社概要
レバレッジとは
FX業者が、お客様のFX取引を保証するための担保「委託証拠金」は、業者によって様々ですが、だいたい取引額の20%~4%ぐらいを預託するように定めている業者が多いようです。言葉を代えれば、お客様が、預託した資金の5倍~25倍の金額取引が可能ということです。(ただし、法改正により、FX業者は、2010年8月より証拠金額は4%以上(当社では、2011年7月18日より実施)の委託証拠金を預かることが義務付けられました。)このように、自己資金以上の金額を取引し、投資効果を高めることをレバレッジ(あるいはレバレッジ効果)と呼びます。
例えば、自己資金の100万円を、委託証拠金として業者に預託し、1000万円分のFX取引を行った場合、レバレッジは10倍です。経済効果は、自己資金1000万円を投じて通常の外国為替取引を行った場合とほぼ同じになります。もしも、1%為替レートが有利に動いたところに、自己資金100万円で、通常の外国為替取引を行っていた場合には、1万円が利益になりますが、レバレッジ10倍の場合は、1000万円の1%、すなわち10万円が利益になります(話を簡単にするため、手数料や税金はないものとします)。自己資金100万円に対し、実に10%の利益がでたことになるわけです。
しかし、いいことばかりではありません。上記の例のように首尾良く利益がでればよいのですが、逆に損失を出すことも大いにあり得ます。この場合、レバレッジ10倍なら、損失も10倍となります。為替相場はたった1%しか動かないにもかかわらず、お客様が、委託証拠金として業者に預けた自己資金100万円は、あっという間に-10%の90万円になってしまいます。もしもレバレッジ25倍など、目一杯の取引を行ったら、1%の為替変動が-25%の損失になり得ます。FX取引で損をしている人の多くは、自らの許容リスクを超えて、多額の取引をしてしまい、思わぬ大損害を被るようなパターンです。
誤解のないように、念のために申し上げます。FX業者は、お客様に、危険なギャンブルをしてほしくて、高いレバレッジ率を許容しているわけではありません。相場動向によっては、数年に一度、高いレバレッジを利用せざるを得なくなるようなギリギリの相場がやってくる可能性がありますが、その時に、システム上、可能なように設定しているだけなのです。普段の相場で、このようなギリギリの取引を、決して推奨いたしません。自己資金の範囲内で、また、お客様自身のリスクが許容できる範囲内で、計画的に、余裕を持って、取引を行うことが、FX取引とうまくつきあっていく秘訣です。
因みにレバレッジは1倍以下にもできます。レバレッジとは、目一杯リスクを取るギャンブル投資家が、好むため、自己資金以上に投資することのみを意味する、という風潮ができてしまいましたが、別に、100万円の預託証拠金を入れて、100万円ぴったりの外貨取引でもいいのです。この場合、レバレッジは1倍で、普通に外貨取引を行ったのとほぼ同じリスクしかとっていません。さらに、発想を進めて、レバレッジを1未満にした場合はどうでしょう?例えば、100万円の預託証拠金で50万円の外貨取引を行えば、レバレッジは0.5倍であり、通常の外貨取引の半分のリスクという、より保守的な投資も可能なのです。
要するにレバレッジとは、ご自身のリスク許容量に合わせ、自由にリスク量を調整できるシステムなのです。レバレッジ1倍未満の発想自体が、ほとんどの投資家の方々にとって、コロンブスの卵状態でしょう。しかし、このような自由な発想での投資デザインができれば、FX取引はさらに身近で便利なものとなるでしょう。