会社概要
為替差損益とは
取引形態の項で、FX取引は「セブンインベスターズなどの業者と、外貨を取引する契約を結ぶこと」である、と述べました。このことで、ひとつの制約が生まれます。つまり、お客様がFX取引を行い、新たにポジションを建てた場合、その外貨ポジションは、同じ業者で終了してもらう必要があります。最初に建てたポジションは、お客様とその業者との相対取引での契約ですから(くりっく365などの取引所取引は例外)、基本的に他の業者が、閉じる契約を結ぶことはできません。そういう意味で、FX取引は、常に同一業者との往復取引が基本となっています。また、外貨を買いっぱなし、あるいは売りっぱなしにも、基本的にはできません。必ず同額の反対売買をし、最初にポジションを建てたときの金額と、それを閉じたときの金額の差、すなわち「差金決済」によって清算されます。為替差損益とは、この差金決済の際に発生する、新規にポジションを保有した時のレートと、そのポジションを反対売買で決済した時のレートの差額により得られる(もしくは失う)金額のことをいいます。
例えば、外貨預金の中には、満期時、円に戻して返金される以外に、当該外貨のまま受け取ることを選択できる商品がありますが、FX取引の場合、これはできないケースが多くあります。外貨取引をしていながら、実際に外貨を受け取りたくてもできないというのは、通常の外国為替取引と比べ、FX取引が背負ったデメリットです。ただし、資産運用・資産形成を目的に、FX取引を始められた方は、もともと外貨そのものを必要としているわけではありませんから、特にデメリットとは感じられないようです。むしろ、そうした差金決済制度が、業者のコスト削減につながり、結果として投資家に安い手数料体系を提供できることを、FX取引のメリットと考える方もいらっしゃいます。