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FXと外貨預金の比較
外貨預金とは、日本円を米ドルやニュージーランド・ドルなどの外国通貨に交換して外貨で預金することです。基本的なしくみは日本円で預金する場合と同様で、預けたお金には一定の利息が付きます。ただし、外貨の交換には手数料が必要となります。また、外貨預金の元本・利息は外貨ですから、円から外貨に交換した時の為替レートと、外貨を再び円に戻して受け取る為替レートとの差によって、為替差損益が生じる可能性があります。外貨交換の代名詞になっているFX取引との違いを比較してみました。
外貨の交換レート・手数料
円を外貨に交換する場合、銀行が提示するレートで交換する事になります。但し、銀行の提示レートにはTTSレートとTTBレートがあります。
| 銀行の提示レート(例) 2008年4月1日現在 | ||
|---|---|---|
| 通貨名 | T.T.B. | T.T.S. |
| USD (米ドル) | 98.84 | 100.84 |
| EUR (ユーロ) | 155.98 | 158.98 |
| GBP (イギリス・ポンド) | 193.98 | 201.98 |
| AUD (オーストラリア・ドル) | 89.19 | 93.19 |
| NZD (ニュージーランド・ドル) | 76.45 | 80.45 |
| T.T.BとT.T.Sの意味 | ||
|---|---|---|
| T.T.B. | T.T.S. | |
| 電信買い相場 | 電信売り相場 | |
| 外貨預金解約時のレート | 外貨預金開始時のレート | |
- ●NZD (ニュージーランド・ドル)を上記レートにて1万ドルの外貨預金を始めた場合の預入資金
- 80.45円/NZD × 10,000ドル = 804,500円 (預入資金)
- ●NZD (ニュージーランド・ドル)を上記レートにて1万ドルの外貨預金を解約した場合の払戻金
- 76.45円/NZD × 10,000ドル = 764,500円 (払戻金)
銀行やFX業者の提示レートには価格差(スプレット)が有りますが、これが銀行やFX業者の利益(手数料)となります。お客様にとっては、この価格差(スプレット)が狭いほどメリットが大きいと言う事になります。
| 為替レート | 外貨預金 (主要行平均) |
1万通貨単位辺り | FX取引 (主要24社平均) |
1万通貨単位辺り |
|---|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | 2円/ドル | 2万円 | 約0.03円/ドル | 300円 |
| 豪ドル/円 | 4円/豪ドル | 4万円 | 約0.08円/豪ドル | 800円 |
| NZドル/円 | 4円/NZドル | 4万円 | 約0.08円/NZドル | 800円 |
外貨預金の預金金利・FX取引のスワップ金利について
●外貨預金:原則として途中解約ができないため、利息が手に入るのも満期までまたなければなりません。
- (外貨預金 : 運用元金80万円 : 6ヶ月定期=年利7.3%の預金をした場合)
- 80万円(元金) + 2万9,200円(金利) - 4万円(手数料) = 78万9,200円
- (外貨預金 : 運用元金80万円 : 1年満期の外貨預金を6ヶ月後に途中解約した場合)
- *金利=80万円×0.5%×(180日/1年)=2,000円
- 80万円(元金) + 2,000円(金利) - 4万円(手数料) = 76万2,000円
※やむを得ない場合の途中解約は可能ですが、金利は預入通貨の普通預金金利が適用されます。
※為替の変動は考慮されていません。
※上記計算例は6ヶ月を180日として計算しています。
●FX取引:スワップ金利(金利差相当額)はいつでも出金でき、高金利のメリットを常に実感する事ができます。
- <FX取引 : NZドル/円(1日≒160円) 運用元金80万円 6ヶ月時点で決済した場合>
- 80万円(元金)+2万8,800円(スワップ金利) -800円(手数料)=82万8,000円
※為替の変動及びスワップ金利の変動は考慮しておりません。
※スワップ金利は日々変動いたします。
※上記は4月2日現在のスワップ金利にて計算しております。
※上記計算例は1日のスワップ金利を主要業者24社の平均160円で計算しています。また6ヶ月を180日で計算しております。
運用資金について
- ●外貨預金では、米ドルが1ドル=100円のとき、1万ドルあたり100万円の資金が必要となります。
- 100円/ドル × 10,000ドル =1,000,000円
- ●FX取引では、米ドルが1ドル=100円のとき、総代金の1%~5%の証拠金(担保金)で1万ドルを買うことができ、外貨預金の場合と比較して、少額の資金で取引を行うことができ外貨預金より資金効率の高い取引になります。
- 100円/ドル × 10,000ドル × 5% =50,000円(証拠金)
※予想に反して為替差損が発生した場合には、一定の損金が発生した場合の自動決済(ロスカット)制度や証拠金の担保力を維持するため追加の資金が必要になるなど、外貨預金の場合と比較し、リスク管理が重要になってきます。ただし、100万円を入金し1万ドルを買う場合は外貨預金と同じ、リスク・リターンとなる取引ができるなど、お客様の投資スタイルを生かせるメリットがあります。
為替変動リスクについて
満期が1年間の外貨預金の場合、途中で円安になり為替差益を得られるチャンスがあっても、原則として満期までは資金を引き出すことができず、利息も受け取れません。(やむを得ない場合の途中解約は可能ですが、金利は預入通貨の普通預金金利が適用されます。)もし満期日の為替レートが、預入れ日より円高・ドル安だったら、損失が発生する可能性もあります。 一方、FX取引ならいつでも好きな時に決済できます。また、スワップ金利(金利差相当額)分も毎日加算されているため、為替差益+高金利メリットで大きなリターンを得ることも可能です。また円安ドル高時のみでなく、円高ドル安時においても為替差益を追及する事ができます。(価格変動が思惑に反した場合は損失になります)

外貨預金は基本的に買い(ロング)しかありません。つまり買ったときより満期(もしくは解約)時点が円安にならないと為替差益が得られません。銀行や証券会社の外貨建金融商品では「利率や利回りはよかったが、為替差損で良い結果が得られなかった」などのケースもあります。外国為替証拠金取引は、将来の為替変動を予測する取引であり、買い(ロング)売り(ショート)の2つの取引方法が選択できますので、将来円高になると予想されるときでも為替差益を狙うことが可能です。
| 7FX | 外貨預金 | |
|---|---|---|
| 利用時間 | 24時間 | 銀行の営業時間 |
| 取引期間 (中途解約について) |
無期限 | 1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・1年 (原則として中途解約は出来ない) |
| 月曜日AM7:00から土曜日AM7:00までリアルタイムにて利用可能 | もし、やむなく中途解約の場合、預入日以降解約日までの金利は解約日における普通預金金利が適用される。 | |
| 取引レートの変更 | リアルタイム 売値・買取値を表示(2ウェイプライス) |
1日一回 銀行が提示するTTB/TTSレート |
| リスク | 為替変動リスク | 為替変動リスク |
| 預金保険(ペイオフフ)対象外 | 預金保険(ペイオフフ)対象外 | |
| 税金 | 雑所得 | 利息は20%の源泉分離課税 |
| 為替差益は雑所得 |